岡山県立倉敷古城池高等学校
校長 三澤 宏之
岡山県立倉敷古城池高等学校
校長 三澤 宏之
本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
岡山県立倉敷古城池高等学校は、昭和55年(1980年)に、倉敷学区普通科総合選抜校4校の中の1校として開校いたしました。平成11年には、倉敷学区が総合選抜制から中学区制になるのに伴い、県下初となる『全日制普通科単位制』として生まれ変わり、今年で創立44年目を迎えました。その間、国内外、各界で活躍する約1万5千人の卒業生を送り出してきました。
校章に描かれた四枚の葉が表す「進取の気風」「自律の行動」「真理の探究」「情操の涵養」の建学の精神のもと、生徒一人ひとりの能力を最大限に伸ばし、生徒の適性を重視しながら進路希望を実現するとともに、高いレベルでの「文武両道」を追求し、社会に貢献できる生徒の育成を目指して教育活動を行っています。
正解のない時代・変化が激しい社会において活躍する生徒を育成するために、本校ではKAP=「KOJOIKEアクティブプラン」を立ち上げ、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業や、探究活動を取り入れた「古城池タイム」(総合的な探究の時間)の充実・発展に取り組んでいます。さらに、水島地域の唯一の高等学校として、水島地域の方の協力をいただき、「水島コンビナートクルーズ」のガイド役や水島地域の「聞き書き」の制作、「水島こども食堂ミソラ♪」での高校生企画の運営など、水島地域を盛り上げる活動も行ってきました。令和2年1月には地域の方々13人を含む「水島プラットフォーム」という組織を設置し、本校と水島の関係者との連携による地域振興を効果的、持続可能なものにするための会の運営を始めました。また、生徒グループ「ワッショイ!とーかーず」は、小冊子「高校生が水島を調べてみた。vol.2」を発行し、さらに「みずしまっぷ~認定商品をめぐる旅~」と題した水島臨海鉄道認定商品紹介マップを作成しました。
確実にPBL(問題解決型学習)を通した地域探究の学びを実践しています。
今、「Agency・エージェンシー」という言葉がよく使われています。「自ら考え、主体的に行動して、責任をもって社会変革を実現していく力」という意味の言葉で、OECDが推進するEducation2030でもラーニングフレームの鍵とされています。指示待ちではなく、自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分の意志で行動し、社会に出てからも積極的に変革を起こそうとする生徒は、まさに本校が目指す生徒像そのものです。
また「人は『夢』があるから頑張れる」「知育・徳育・体育を支えるのは『夢』」とも言われています。生徒には学業・部活動において「自分で考え、責任をもってどう行動を起こすのか」「その行動は、自己改革・社会変革に繋がっているのか」「そのイノベーションが将来の『夢』と連動しているのか」問いかけ教育活動を進めてまいります。岡山県が進める「夢育」推進、本校でも誰一人取り残さない取組を加速させます。
今後も、倉敷古城池にしかない個性豊かな取組を進めるとともに岡山・倉敷の地に根ざした教育を行い、地域の皆さまから一層信頼され応援し続けていただける学校となるよう努めてまいりますので、温かい御支援・御協力をよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月
「倉敷古城池」という名前は「倉敷~」という条件での公募の中で、
たくさんの応募の中から地域の人たちに親しまれている「古城池」の名称を考慮して決められました。
昭和55年、旧倉敷学区普通科高校として4番目に開校したのを記念して、基本形を四角形としています。 花弁は倉敷市の市花にも指定されている藤で、気品とともにしなやかな生命力を有し、本校教育方針に謳う生き生きと発展する若人の姿を象徴しています。 また四方に力強く伸びる葉のそれぞれは「進取の気風」「自律の行動」「真理の探究」「情操の涵養」の教育目標を形象化しています。
冬服、夏服、合服がありますが、
式典の時以外は生徒が自由に組み合わせられます。
倉敷古城池の制服は自ら考え、自ら学び、自らの責任において主体的に行動することを念頭に、いろいろなバリエーションができるようになっています。衣替えもありません。
基調色である「チャコールグレー」はイギリスで生まれ黒に唯一代わるフォーマルカラーとして使われ、「おしゃれ」「シック」「締まった」というイメージを持ち、さらには本校のシンボルの藤の花が持つ気品と生命力を意味し、着用するすべてのものが古城池の精神を身にまとうことを想定したものです。
シャツのブルーは「瀬戸内海ブルー」と名付け、爽やかさを意味し、襟にある4つのラインは「進取の気風」「自律の行動」「真理の探究」「情操の涵養」の教育目標を意味しています。
平成28年度入学生よりマイナーチェンジを行い、スタイリング・カットラインがよりスマートになりました。生地の性能が向上し、保温性・通気性がアップし、薄手で軽量化されました。
また令和2年度より、女子用スラックスを導入しました。
校歌演奏
校歌合唱
昭和53年10月3日 | 県議会で倉敷新設高等学校の位置は、倉敷市福田町古新田地内と内定。 |
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昭和54年4月1日 | 倉敷新設高等学校開設準備事務局を県立倉敷南高等校内に設置。 事務局長 橘 英雄ほか3名発令。 |
昭和54年6月15日 | 倉敷市福田町古新田地内で用地取得完了。 |
昭和54年8月11日 | 校舎建築第1期工事着工。 |
昭和54年9月7日 | 入学者選抜方法を倉敷青陵、倉敷天城、倉敷南の3校を含む総合選抜と決定。 |
昭和54年11月24日 | 校名を岡山県倉敷古城池高等学校と内定。 |
昭和55年1月1日 | 岡山県立高等学校設置条例の改正(昭和54年12月20日議決)施行により岡山県立倉敷古城池高等学校を設置。 校長 橘 英雄ほか教職員3名発令。 |
昭和55年1月12日 | 校章を決定。 |
昭和55年3月31日 | 第1期工事完成。 |
昭和55年4月8日 | 第1回入学式挙行。 |
昭和55年5月12日 | 開校記念式典を挙行。この日を開校記念日とする。 |
昭和55年9月20日 | 第2期工事着工。 |
昭和56年3月7日 | 校歌発表、校旗受納式を挙行。 |
昭和56年3月31日 | 第2期工事完成 |
昭和56年10月8日 | 第3期工事着工。 |
昭和57年3月31日 | 第3期工事完成。(校舎、体育館) |
昭和59年3月31日 | 校門入口藤棚完成。(昭和56、58年度) |
昭和59年8月11日 | 第4期工事着工。 |
昭和60年3月31日 | 第4期工事完成。(普通教室) 中央分離帯緑化、校舎西側緑化工事完成。 |
昭和61年3月31日 | 部室新築。 |
昭和62年3月20日 | 弓道場新築。 |
昭和62年9月25日 | 部室増築。 |
平成元年2月1日 | 生徒会館建設工事着工。 |
平成元年9月30日 | 生徒会館(藤友会館)完成。 |
平成元年10月26日 | 創立10周年記念式典を挙行。 |
平成5年3月31日 | 校訓碑完成。 |
平成5年11月30日 | 創立15周年記念庭園完成。 |
平成11年4月1日 | 総合選抜廃止、単位制に移行。 教育目標を改変。(「真理の探究」) |
平成11年5月26日 | トレーニングルーム建設工事着工。 |
平成11年10月9日 | トレーニングルーム完成。 |
平成11年10月21日 | 創立20周年・全日制普通科単位制移行記念式典を挙行。 |
平成15年3月6日 | 普通教室全30室にエアコン設置。 |
平成19年3月31日 | パイオニアハイスクール事業(平成16~18年度)開始。 |
平成17年2月28日 | 東屋(生徒交流館)完成。 |
平成19年2月28日 | グラウンド照明設備設置。 |
平成19年4月1日 | アクティブハイスクール事業(平成19~21年度)開始。 |
平成19年4月9日 | 45分授業へ移行。 |
平成21年9月1日 | 特別教室12室にエアコン設置。 |
平成21年10月23日 | 創立30周年記念式典を挙行。 |
平成22年3月31日 | アクティブハイスクール支援事業終了 |
平成23年2月1日 | 体育館大規模改造・耐震補強工事完成 |
平成24年10月12日 | 特別教室棟・階段室耐震補強工事完成 |
平成24年12月28日 | 防球ネット改修工事完成 |
平成25年12月1日 | 普通教室全30室にICT機器設置 |
平成26年12月5日 | 校章除幕式挙行 |
平成27年1月26日 | 北棟耐震補強工事完成 |
平成27年10月22日 | 武道場・南棟耐震補強工事完成 |
平成27年12月4日 | 普通科全30教室のエアコン更新工事完成 |
平成28年4月1日 | 3学期制へ移行。 |
平成28年4月1日 | 文部科学省国立教育政策研究所研究指定校事業(論理的思考)開始(平成28年度~平成29年度) |
平成31年3月4日 | オーストラリア短期留学研修開始 |
令和元年9月27日 | 創立40周年記念式典を挙行 |
令和元年12月3日 | 南棟4階3教室整備工事完成(ラーニングルーム1〜3) |