日本環境会議

日本環境会議で本校生徒が発表
— 水島コンビナートクルーズ&バスツアー企画の学びを紹介 —

11月23日(日)、倉敷市環境学習センターで開催された日本環境会議 第2分散会において、本校の「水島コンビナートクルーズ&バスツアー」企画に取り組む生徒2名が発表を行いました。

生徒たちは、自分たちが企画しているクルーズのガイド内容を紹介しました。特に、コンビナート企業が排煙脱硫装置を導入し硫黄酸化物を削減していること、また中国電力水島発電所が天然ガス火力発電により環境負荷低減に取り組んでいることなどを発表しました。
また、地元企業の方や大学の先生方より、昭和中期〜後期に水島地域で深刻化した公害問題、その克服に向けた取組、そして地域住民と企業が協力しながら進めてきた環境再生・まちづくりの歩みについての講義がありました。生徒たちは、環境学習都市として成長を続ける水島の理解をさらに深めることができました。

午後にはバスツアーが行われ、展望台から水島コンビナートを一望したほか、かつて漁港として賑わった呼松港などを訪れました。本校生徒はガイドとして、水島臨海鉄道の歴史や高梁川流域の治水の歴史など、地域の歩みに関する解説を行いました。

本会議には全国から多くの大学教員や学生が参加しており、生徒たちにとって、環境学・社会学・経済学といった幅広い学問分野の研究者と交流し、学問に触れる貴重な機会となりました。

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