STOP温暖化倉敷講演会

STOP温暖化倉敷講演会で本校生徒がポスター発表を行いました

12月13日(土)、STOP温暖化倉敷講演会が開催され、本校生徒がポスター発表を行いました。発表したのは、衣服ロスをテーマに探究活動に取り組む2年次生徒4名です。

生徒たちは、カンコー学生服様から提供していただいた生地を活用し、衣服ロス削減を目的としたリメイク小物の制作に取り組んでいます。完成した商品は、3月に水島で開催される「テラスミーティング」での販売を目標としており、地域づくりの場において環境学習にもつながる実践的な取組となっています。商品を手に取ってもらうことで衣服ロスという社会課題に共感する人を増やし、より多くの人が身近な問題として考えてほしいという思いが込められています。また、販売によって得られた利益は、地域の子ども食堂へ寄付することも計画しています。

発表後には、来場された地域の方から、ご自身が取り組まれている衣服ロス解消の活動について紹介していただく場面もあり、生徒と地域が相互に学び合う、温かな交流の時間となりました。

当日は講演会も行われ、日本の資本主義の父・渋沢栄一の曾孫である渋沢寿一氏をお招きし、「森から考える、私たちの未来」というテーマでご講演いただきました。講演では、「愛の反対の言葉は無関心であり、関心を持ってもらうために最も大切なのは共感である」という言葉が印象的に語られました。そして、「これからの社会を生きる高校生の人生こそが未来であり、その未来を明るいものにするために私たちの世代も全力で支える。しかし、主役は皆さんです」という、高校生への力強いメッセージをいただきました。

今回の講演会と発表を通して、生徒たちは自らの学びや行動が社会とつながり、未来を形づくる一歩になることを実感しました。本校では今後も、地域と連携しながら、環境や社会課題に主体的に向き合う学びを大切にしていきます。

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