保護者の方の声をお寄せいただきました

卒業生保護者の方からの声を紹介させていただきます。

《40期生保護者A様より》

娘はコロナとは無縁の時期に入学し、クラスでは新しい友達もでき、部活動はマネージャーとして運動部に所属していました。初めてのマネージャー業だけでなく、部員さんへの気配りを先輩方に教えていただき大変ながらも充実した生活を送っていました。しかし、のんびりした性格で1、2年次生のうちは、学業の方もマイペースで取り組んでいたように思います。
2年次生になるころ、新型コロナの影響で家庭学習の生活、学校行事も中止ばかり、楽しみにしていた東京オリンピック直前の修学旅行も延期の末に中止となりました。しかし、制限が多い中できることを模索しながら生活したためか、工夫し、発想を転換する力が養われた気がします。このころには看護師になりたいという目標も定まっていました。3年生になり少し部活ができるようになったものの、受験勉強にとりかかる時間と体力を確保するのが難しかったようです。
7月の懇談の時、先生に部活を引退したら、すべてを勉強に切り替える約束をしました。引退後は担任の先生とスケジュールの相談をし、自作のカレンダー通りに夏休みを過ごしました。娘の追い上げは感心で、計画的に衣食住以外の時間のほとんどを勉強にあてていました。成績も徐々に上がっていきました。共通テスト直前、家族としてサポートできることは受験のスケジュール管理とフォロー、そして不安に揺れる心を励ますことです。前向きになるようそして最後まで頑張れるよう声掛けをしていきました。残念ながら第1希望の大学には合格することはできませんでしたが、国公立大学1校含めた第2第3希望に無事合格することができ、今は夢の看護師の勉強、バイト、サークル活動などにいそしんでいます。大学では専門的なことを学び、やりがいを感じているようです。先生方のフォローは後期の試験前の夜遅く、行きの電車の中までありました。よく頑張ってると何度も励まして娘に自信をくれました。古城池高校の校風は娘には合っていて、充実した3年間を過ごすことができたと思います。正直こんなにしていただけるとは思っていませんでした。先生方、本当にありがとうございました。

《40期生保護者B様より》

当たり前の日常が新型コロナウイルスの影響により突然奪われてしまいました。このような状況の中、藤花祭は配信になりましたが開催することができました。子供たちはチーム一丸となり心に残る行事にすることができました。
3年生になり少しずつ受験を意識するようになりましたが、コロナ禍でオープンキャンパスも思うように参加できなかったり進学先を決めかねていました。秋頃には娘もようやく受験モードになり始め、それからは早朝、放課後と毎日のように先生からご指導をいただき頑張るようになりました。
親として何をしてやればいいのか...と悩んでいた私に担任の先生は「お母さんは家で温かいごはんを作ってやってください。勉強の方はしっかり学校の方でみますから...」と言って下さり気持ちが大変楽になったことを覚えています。
素晴らしい仲間、先生方に恵まれ、大好きな古城池高校での3年間は1日も休むことなく皆勤賞で卒業することができました。今ではその皆勤賞でいただいた目覚し時計で毎朝起きています。小学生の頃からの夢に向かって...大学生活も楽しく頑張っています。3年間本当にお世話になりました。ありがとうございます。

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