10月22日(火)倉敷市民会館を会場に創立記念芸術鑑賞会を行いました。
本校の開校記念日は5月12日ですが、毎年秋に創立記念行事として芸術鑑賞会を開催します。演劇鑑賞、音楽鑑賞から、今年は「学校寄席」として上方落語家と曲芸の皆さんをお迎えし、古典芸能鑑賞を行いました。

はじめに基礎知識として、用語の説明や、扇子や拍子木などの所作で再現される動作、また場面転換など、わかりやすく解説してくださった後、落語がはじまりました。初めての古城池生も多かったと思いますが、令和から江戸時代へタイムスリップ、一人の落語家さんからかわるがわる登場人物が現れ、軽妙なやりとりが続く古典芸能の世界に引き込まれていきました。



落語のほかに「色物」と呼ばれる落語や講談の間に差し込まれる、息をのむような技の連続で、曲技のコーナーでは、大きな歓声があがりました。客席から玉を投げ入れたり、舞台に上がった生徒ととのやり取りでは、大いに盛り上がりました。




終演後は、生徒会からの花束贈呈とお礼の言葉を述べて、令和6年度創立記念芸術鑑賞会は幕を閉じました。
多忙な現代人が忘れがちな日常生活の中の「笑い」「人情」を肌で感じ、楽しいひと時でした。これからの人生を送る中で真の豊かさとは何かを考える、学び多い時間でした。